王立図書館
児童文学
本棚をひっかきまわしながら、随時、中身を追加中です。
王立天文台に感想がUPしてある本は、感想欄のをクリックすると、それぞれの本の感想へジャンプします。
王立図書館蔵書リスト |
Fantasy Land の王立図書館の書庫に収められた本のリストです。 管理人 remoの個人的趣味だけが選別基準なので、作品の優劣には関係ありません…念のため(^^;) |
ジャンル |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | 紹介コメント | 感想 |
児童文学(海外) |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | 紹介コメント | 感想 |
肩胛骨は翼のなごり | デイヴィッド・アーモンド | 東京創元社 | 透明感溢れる文体、繊細な描写、あたかも夢と現実が交差しているような美しいストーリー。 夜明けの闇と光が繊細に溶け合う物語。1998年度、カーネギー賞、ウィットブレッド賞の児童文学部門賞ダブル受賞作品。 | 感想へ |
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ウォーターシップ・ダウンの ウサギたち 上 |
リチャード・アダムス | 評論社 | 評論社文庫 | 危機を察知した勇敢なうさぎたちが、新天地を求め、危険にみちた放浪の旅に出る―。美しい田園に展開される、愛らしくもけなげなうさぎたちの、冒険ファンタジイ。 | |
ウォーターシップ・ダウンの ウサギたち 下 |
リチャード・アダムス | 評論社 | 評論社文庫 | ||
シャーディック 上 | リチャード・アダムス | 評論社 | 神の化身と崇められる巨大な熊シャーディックをめぐり、人の、神に対するあくなき探究心、冒険、ロマンを開花させた長編。 | ||
シャーディック 下 | リチャード・アダムス | 評論社 | |||
銀の馬車 | C・アドラー | 金の星社 | 子どもの力ではどうしようもない「両親の離婚」という大きな苦しみの中で、人を理解することを知っていく,少女の繊細な心理を描く。 | ||
木の中の魔法使い | ロイド・アリグザンダー | 評論社 | てのり文庫 | マロリーがたおれた木の中で見つけた魔法使いは自由に魔法が使えない。呪文をまちがえてガチョウになったり、馬に変身するつもりがシカだったり。おかげで悪い地主につかまってしまう。 | 感想 |
タランと角の王 | ロイド・アリグザンダー | 評論社 | ブリディン物語1 | タランが吟遊詩人や少女などと力を合せて、恐ろしい角の王の軍勢と闘いながら、カー・ダルス城まで危急の報告に走るまでを描く。 | |
人魚姫 アンデルセンの童話2 | アンデルセン | 福音館 | |||
雪の女王 アンデルセンの童話3 | アンデルセン | 福音館 | |||
ネシャン・サーガT ヨナタンと伝説の杖 |
ラルフ・イーザウ | あすなろ書房 | |||
ネシャン・サーガU 第七代裁き司の謎 |
ラルフ・イーザウ | あすなろ書房 | |||
ネシャン・サーガV 裁き司最後の戦い |
ラルフ・イーザウ | あすなろ書房 | |||
かかし | ロバート・ウェストール | ベネッセ | 14歳の少年サイモンが知った恐ろしい秘密とは−。全編緊迫感にみちた心理小説。1981年度カーネギー賞受賞作品。 | ||
北岸通りの骨董屋 | シルヴィア・ウォー | 講談社 | メニム一家の物語 | ブロックルハースト・グローブの屋敷の主として人間同様に暮らす等身大の見事な人形たち。しかし創造主ケイトの霊は、メニム一家を置き去りにしていってしまう。残された家族の運命は? | |
丘の上の牧師館 | シルヴィア・ウォー | 講談社 | メニム一家の物語 | ブロックルハースト・グローブ屋敷で、人間同様に暮らす人形のメニム一家。彼らの秘密を守ってくれた骨董屋の女主人デイジーと別れ、メニム一家は、丘の上の牧師館に理想の家の姿を求めて旅立つのだった。シリーズ最終巻。 | |
ぬすまれた夢 | ジョーン・エイキン | くもん出版 | 海外児童文学シリーズ | ぬすまれた夢をとりもどそうと、〈月の島〉へ旅に出る少年。ねこのひげを切ったために、髪の毛にのろいをかけられてしまう王女。ひとりの少女を愛してしまった木。自分の両足に逃げられてしまう少年。妖怪ケルピーに、世界一の画家にしてくれとたのむ少年…。おどろくべき想像力とユーモアが、不思議なきらめきと魔力にみちた世界を生みだす。イギリス児童文学の巨匠ジョーン・エイキンが贈る珠玉のファンタジー集。 | |
はてしない物語 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | 少年バスチアンが読んでいた本の中のファンタージエン国は、正体不明の「虚無」におかされ滅亡寸前だった。物語の呼びかけにこたえて本の世界に入り込んだバスチアンと、そこで出会ったアトレーユ。二人の少年がまきこまれてゆく不思議な冒険の数々。現実と物語が交じり合って壮大な世界をくり広げる。 | ||
モモ | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | 時間泥棒である灰色の男から、時間を取り戻すために、たたかうモモ。 時間泥棒とぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語。時間に追われ、人間本来の生き方を忘れてしまっている現代の人々に、風変りな少女モモが時間の真の意味を気づかせます。 |
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サーカス物語 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | 知恵おくれの少女エリがいるサーカスは、つぶれかかって町の広場から立ちのきを命じられています.広場での最後の夜,道化師ジョジョは,エリと仲間たちをはげますためにお話をします。エンデが描く愛と希望の物語。 | ||
エリダー 黄金の国 | アラン・ガーナー | 評論社 | 光を失った黄金の国エリダーの破滅を救うのは誰か。現実の世界と失われた世界が併存する不思議な作品。 | ||
ふくろう模様の皿 | アラン・ガーナー | 評論社 | イギリスのウェールズ地方に伝わる、神話「マビノーギオン」に素材をもとめ、人間の悲劇的な運命を壮大なスケールで描いた。 | ||
不思議の国のアリス | ルイス・キャロル | 東京図書 | カラー版 J・テニエル画 石川澄子訳 |
チョッキを着て懐中時計を見ながら焦って走っていく兎。それを追っていったアリスが出会う不思議な世界。 | |
鏡の国のアリス | ルイス・キャロル | 東京図書 | マーチン・ガードナー注 高山宏訳 |
「不思議の国」の続編。ゲーム性が強いのが特徴の作品。 | |
鏡の国のアリス | ルイス・キャロル | 東京図書 | カラー版 J・テニエル画 石川澄子訳 |
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コーンウォールの聖杯 | スーザン・クーパー | 学習研究社 | ドルー家の三人の子どもたちは、古い屋敷の屋根裏から七百年前に書かれたアーサー王伝説をめぐる秘密の古文書を発見する。悪と戦いながら「聖杯」を探し出す子どもたちの物語。1972年刊の改訂新版。長い間、絶版で、復刊ドットコムにより復刊されました。 | ||
闇の戦い 1 光の六つのしるし | スーザン・クーパー | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 | 十一歳の誕生日に、ウィルの〈古老〉としての能力はめざめた。〈闇〉の黒旗手が呼び寄せた大雪の中、ウィルと師のメリマンは光のしるしを捜す。 | |
闇の戦い 2 みどりの妖婆 | スーザン・クーパー | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 | 盗まれた聖杯を求めて訪れたコーンウォールで、ウィルとドルー家の三人は不思議な祭りを見る。心やさしいジェーンに緑の妖婆がくれた物とは? | |
闇の戦い 3 灰色の王 | スーザン・クーパー | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 | 旅先のウェールズでウィルと知り合った白髪のブラァン少年。おそるべき〈灰色の王〉の山に黄金の竪琴を捜す彼らの前に現われた謎の貴人たちの招待は? | |
闇の戦い 4 樹上の銀 | スーザン・クーパー | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 | ウィルと仲間五人は〈闇〉との最後の決戦に臨む。だが敵の伏兵は思いもよらぬところにいた! 時と伝承の織りなす光のファンタジイ、ここに完結。 | |
影の王 | スーザン・クーパー | 偕成社 | ある朝目ざめてみるとナットは十六世紀のロンドンにいた。新しいグローブ座の舞台に立つナットは〈真夏の夜の夢〉の妖精パックを演じシェイクスピアの近くで幸せな時間をすごす。エリザベス女王、実在の貴族や役者たちがいきいきと立ちあがってくる、タイム・ファンタジイ。 | 感想 |
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かぎあなの秘密 | クラピーヴィン | 童心社 | ドヴィット島。謎の怪物が支配する島。伝説の青い鳥のいる島。少年ジェーニャは島の人びとを救うためドヴィット島へ向かった。 | ||
鳴りひびく鐘の時代に | マリア・グリーペ | 冨山房 | 鐘の鳴りひびく北欧中世の暗い時代に、アルヴィドは幼い頃から周囲の寄せる期待に圧迫され、十三歳で王位についたあとも、王というあたえられた役割に違和感を持ち続けながらも、自分を見つめて、運命を切り開いていく。 | ||
残された人びと | アレグザンダー・ケイ | 岩崎書店 | ジュニア・ベスト・ノベルズ 16 | 十二歳の少年コナンが、戦争の末に滅亡の瀬戸際に立っている地球で生き残った人々のために、雄雄しくも必死に戦う姿を描く。 宮崎駿監督の初期アニメ作品『未来少年コナン』の原作。 |
感想 |
ふしぎをのせたアリエル号 | リチャード・ケネディ | ベネッセ | 人形になってしまった少女をつれて帆船アリエル号で旅に出る元人形のキヤプテン。 | ||
ハロウィーンの魔法 | ルーマ・ゴッデン | 偕成社 | 自分のポニーを手に入れたセリーナと、気むずかしやのおじいさんの心温まるふれあいを描いた、ハロウィーンのすてきな物語。 | ||
ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙 |
ヨースタイン・ゴルデル | NHK出版 | ごく普通の14歳の少女、ソフィーのもとに、ある日、消印も差出人の名もない手紙が届いた。その手紙には、たった1行「あなたはだれ?」と書かれていた。その日からソフィーの周りでは奇妙な事が…。哲学史をファンタジイに織り込んだ異色の作品。 | ||
カードミステリー 失われた魔法の島 |
ヨースタイン・ゴルデル | 徳間書店 | 夏、北欧からギリシャへ、美しい母を求める息子と父は旅に出た。息子だけが手にした「魔法の本」、父だけが語ることができる哲学と智恵、そして二人を過去の魔法に結びつけた、謎の小人の冷たい手…。 | ||
アドヴェント・カレンダー 24日間の不思議な旅 |
ヨースタイン・ゴルデル | NHK出版 | 小さな本屋で色あせたカレンダーを見つけた少年は、カレンダーの小さな扉を毎日ひとつずつ開けていった。そこには謎の絵とひとりの少女の不思議な物語が隠されていたのだ。 | ||
鏡の中、神秘の国へ | ヨースタイン・ゴルデル | NHK出版 | 重い病気で死を目前にした少女セシリエの前に、天使アリエルが現れた。 どうせ死んじゃうのに、なぜ生まれてきたの?この世に生きているってどんな感じ?やがて消えてゆく肉体を持って生まれたセシリエと、生きることも死ぬこともない永遠の世界にいるアリエルは、お互いの「存在」についての疑問をぶつけあう。天使との会話を通して、少女の純粋な心の中に生と死は融合する。 死を語ることによって生きる意義を問い直す作品。 |
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木を植えた男 | ジャン・ジオノ | あすなろ書房 | フランスの山岳地帯にただ一人とどまり、荒れはてた地を緑の森によみがえらせたエルゼアール・ブフィエの半生。 | ||
勇者の剣(つるぎ) | ブライアン・ジェイクス | 徳間書店 | レッドウォール伝説 | ネズミの修道士たたちが暮らす「赤い壁(レッドウォール)の修道院」をめぐる壮大な物語の第一作。傑作動物冒険ファンタジー。児童文学ファンタジー。 | 感想 |
モスフラワーの森 | ブライアン・ジェイクス | 徳間書店 | レッドウォール伝説 | 『勇者の剣』の時代から遡ること数世代。モスフラワーの森はコター砦を根城とするヤマネコの"千目族"に支配されていた。極悪非道の女王ツアーミナ率いるコター砦軍と森の生きものたちが攻防をくり返す中、ネズミの勇者マーティンは、モスフラワーの正当な統治者、アナグマの闘士ボアを連れもどるという使命を帯びて、"盗賊ネズミ"のガーンフ、モグラの"小えくぼ"、旅の途中で仲間になったトガリネズミの"丸太の船頭"らとともに、"炎龍の高嶺"への危険な旅に出た。前作『勇者の剣』の主人公マサイアスが手にした剣。その真の持ち主、伝説の英雄「勇者マーティン」の物語がいよいよ明らかになる。 | |
小さな戦士マッティメオ | ブライアン・ジェイクス | 徳間書店 | レッドウォール伝説 | 平和が続いたある年のこと、戦士マサイアスの息子マッティメオをはじめ、修道院の子どもたちが謎のキツネにさらわれてしまう。捜索隊が子供たちの行方を追う一方、留守を守る動物たちは凶悪なカラス軍団に襲撃されてしまった! 謎のキツネの正体は? 子供たちが連行された先はいったい? そして留守部隊に修道院は守りきれるか? | |
マツの木の王子 | キャロル=ジェイムズ | フェリシモ出版 | マツの林のマツの王子が、そこに芽生えた一本のシラカバの少女を好きになりました・・・。人生と愛を謳う、心にしみ入るファンタジー。 | 感想 |
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ゴッドハンガーの森 | ディック・キング=スミス | 講談社 | ある日ゴッドハンガーの森に現れた謎の鳥、スカイマスター。その教えに従って、森の鳥や獣は森番の銃から命を守っていた。しかし、狩猟の邪魔をされ続けた森番は、畑や鶏が荒らされたとき、スカイマスターに執拗な復讐を始める。 | ||
子ブタ シープピッグ | ディック・キング=スミス | 評論社 | シープドック(牧羊犬)の仕事に憧れた子ブタのベイブが,まわりのビックリ仰天をよそに,立派なシープピッグになるまでの物語。ガーディアン賞受賞。 | ||
女王の鼻 | ディック・キング=スミス | 評論社 | 女王の顔がほられた50ペンス・コイン。おてんば少女ハーモニーがおじさんからそれをもらった時から、つぎつぎと奇跡がおきて―。 | ||
99ひきのりゅう | バーバラ・スレイ | ベネッセ | ベンは眠れなくて数えた98ぴきのりゅうがひつじの国へ行ってしまったのを知り、ベスと99ひきめのりゅうと一緒に、ひつじを助けにひつじの国へ旅立った。 | ||
子ども部屋のおばけ | カーリ・ゼーフェルト | 福武書店 | 読書好きの姉ユッタ、おてんばな妹のイーミ、小ちゃな弟ベンゾーの三姉弟と、おばけのフローリアンがまきおこす、ゆかいな物語。 | ||
チョコレート工場の秘密 | ロアルド・ダール | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 | 貧しい少年チャーリーに,世界一おいしいお菓子をつくるチョコレート工場見学の幸運が当たったのです!そこで見たアッと驚く工場の秘密とは―笑いと涙と感動がいっぱい。抱腹絶倒,奇想天外な物語。 | |
ぼくのつくった魔法のくすり | ロアルド・ダール | 評論社 | ある日ジョージはとてつもないことを思いついた。もしこれが成功したら― ギョッとするユーモア、エーッと驚くすご〜い結末。 | ||
うわの空で | スザンヌ・タマーロ | 草思社 | 15歳で家を跳びだした少年は、叔父のいるアメリカをめざして、スリリングな旅をはじめる―未知の世界へのあこがれとファンタジーにみちた、タマーロの軽快な処女作。 | ||
赤い月と黒の山 | ジョイ・チャント | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 | 三人の兄妹がふとした事から別世界へと迷い込む。そこは善と悪との壮絶な戦いが繰り返され、星魔術の支配する夢と冒険の世界だった。 | 感想 |
星の王子さま | サン=テグジュペリ | 岩波書店 | サハラ砂漠に不時着した飛行士は、星の王子さまに出会う。 世界的に愛されている児童文学ファンタジーの傑作。 |
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ホビットの冒険 | J・R・R・トールキン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集6 | ひっこみじあんで、気のいいホビット小人のビルボ・バギンズは、ある日、魔法使いガンダルフと13人のドワーフ小人に誘いだされて、竜に奪われた宝をとり返しに旅立つことになる。途中で、魔法の指輪を手に入れたビルボとその一行は、やみの森をぬけ、囚われた岩屋からもなんとか脱出に成功。ビルボたちは、いよいよ恐ろしい竜スマウグに命がけの戦いを挑む。 指輪物語の序章をなす作品。児童文学ファンタジイ。瀬田貞二訳。 |
感想 |
ホビットの冒険 オリジナル版 |
J・R・R・トールキン | 岩波書店 | オリジナル版 | トールキン自身の装画・挿絵で飾られた原書を再現したスペシャル版。印象的なカラー別丁5枚。本文横組み。瀬田貞二訳。 | 感想 |
ホビット ―ゆきてかえりし物語― |
J・R・R・トールキン | 原書房 | 山本史郎氏による新訳。 本書は、アメリカのトールキン研究者ダグラス・A・アンダーソンが66年版をベースに、テキスト改訂の歴史をたどり注釈版として88年に出版したもので、本邦初の翻訳。著者自身によるイラストや、世界各国の翻訳版からの多様な挿絵が豊富に収められている。 |
感想 |
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仔犬のローヴァーの冒険 | J・R・R・トールキン | 原書房 | 仔犬のローヴァーが月や海底をかけめぐり、竜や鯨、魔法使いや月の男とくりひろげる魅力いっぱいの冒険物語。 | ||
小人たちの新しい家 | メアリー・ノートン | 岩波書店 | 岩波少年文庫 | プラタ氏に誘拐され、あやうく見世物にされるところを、アリエッティたちは手作りの気球で逃げ出します。しかしプラター氏も追跡をやめません。小人たちは新しいかくれがを求めて、ふたたび川の旅をし、古い牧師館にたどりつきます。 | |
オオカミは歌う | メルヴィン・バージェス | 偕成社 | 知恵のかぎりをつくして生きのびようとする若き雄オオカミと、イギリス最後の一等を追うハンターとの死闘の物語。 | ||
はしけのアナグマ | ジャニ・ハウカー | 評論社 | 一風変わった孤独な老人たちとの出会いを通し、人生の真の価値や愛や勇気にめざめてゆく少年少女たちの5つの物語。 | ||
月の石 | トールモー・ハウゲン | WAVE出版 | 生命の源である月の光が失われようとしている。十二歳の少年ニコライに不思議な声が呼びかける。「月の光が失われようとしている。力を貸して、ニコライ」と。それは、月の神殿につかえるエリアムからのメッセージだった。 | 感想 |
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おじいちゃんは荷車にのって | グードルン・パウゼバンク | 徳間書店 | 「もうたくさんじゃよ」ある朝のこと、おじいちゃんが言いました。年をとって体が動かなくなったし、もういろいろなことをやりつくしてしまった、というのです。孫のペピート少年は、おじいちゃんに言われるまま、おじいちゃんをのせた荷車をひいて、山の上のがけを目ざしてのぼっていきますが・・・?おじいちゃんと、孫やまわりの人たちの交流をあたたかく描きだす、やさしい物語。 | ||
ちいさなちいさな王様 | アクセル・ハッケ | 講談社 | ある日、ふらりと僕の部屋にあらわれた、僕の人差し指サイズの気まぐれな小さな王様。王様の世界では大人になるにつれて小さくなり、子ども時代が人生の終わりにあるという。 | ||
時をさまようタック | ナタリー・バビット | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 小野和子訳 |
その水を飲めば永遠の命が得られるという泉の秘密をまもるため、ウィニーは思いもかけない事件にまきこまれてゆく。永久に生き続けることの苦悩、あらゆる命への愛が心にしみる、傑作ファンタジー。 | |
ニーノック・ライズ 魔物のすむ山 |
ナタリー・バビット | 評論社 | 児童図書館・文学の部屋 田中まや訳 |
謎の魔物がすむという山脈の絶壁ニーノック・ライズ。正体を確かめようと山にのぼった少年イーガンは、その頂で意外な真相に驚くことになる。 | |
リトルベアー 小さなインディアンの秘密 |
リード・バンクス | 小峰書店 | 少年オムリが誕生日にもらったインデイアン人形の首長は、不思議な鍵の力で人間に生まれ変わる。友情の絆を熱く結んだ二人だが。 | ||
床下の古い時計 | K・ピアソン | 金の星社 | 古い金の海中時計を軸にして、過去の時代と現在、そこに潜む母と娘の問題や、人間関係を、見事に浮き彫りにして描き出した作品。 | ||
フリーク・ザ・マイティ 勇士フリーク |
ロッドマン・フィルブリック | 講談社 | ある夏の日、中学2年になろうとしているケビンとマックスは再会する。魔術師と殺し屋ケーンが父のふたり。そしてマックスの大きな体とケビンのすばらしい頭脳が合体したとき「勇士フリーク」が生まれた。二人はひとりではできない冒険の世界を歩きはじめ、フリークの冒険はいつまでもつづくかのように見えたが…。「記憶は心がつくりだすすばらしいもの」というケビンの遺したことばに励まされて、マックスが初めて心をひらいて語った思い出。生きる勇気、ピュアな魂がさわやかな感動を呼び、心に残る物語。 | ||
完訳 アンネの童話集 | アンネ・フランク | 小学館 | 戦火におびえ、秘密警察の目をのがれて、2年1か月におよぶ隠れ家生活をおくったアンネ・フランク。アンネはその間、13編の珠玉の童話を書き残しました。愛と平和の世界を夢みながら、ひたむきに生きたアンネの心のすべてです。 | ||
小さい魔女 | オトフリート=ブロイスラー | 学研 | 人のいい小さい魔女が、あの手この手の魔法を使ったり、失敗をしたりする、明るくユーモラスなお話。年老いた魔女群にいじめられるが、決して負けないかわいい小さい魔女の活躍を楽しく描く。 | ||
クラバート | オトフリート=ブロイスラー | 偕成社 | 孤児な少年クラバートは、夢の声に誘われて、ゴーゼル湿地の水車場をたずね見習となるが、実はその水車場の親方は魔法使いであった。水車場でおこる不可解な出来事、仲間の死。クラバートは1人の少女に出会い、その愛を力に、富や権力よりも貴重な自由を手に入れるため、親方と対決の時をむかえる。ドイツに伝わる伝説をもとに、愛と解放をうたいあげた傑作長編。ドイツ児童文学賞。 | 感想 |
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大どろぼうホッツェンプロッツ | オトフリート=ブロイスラー | 偕成社 | カスパールとゼッペルという二人の少年が、おばあさんの大切なコーヒーひきを奪った大どろぼうを追ううちに、悪どい大魔法使いをも相手どって大活躍する物語。 | ||
大どろぼうホッツェンプロッツ 三たびあらわる | オトフリート=ブロイスラー | 偕成社 | 大どろぼうホッツェンプロッツは服役中の行ないが良かったので釈放されるが、水晶玉紛失事件の嫌疑がかけられ、町にいづらくなってしまう。そこで、ホッツェンプロッツは、森に料理店を開こうとする。 | ||
魔法の声 | コルネーリア・フンケ | WAVE出版 | 少女メギーの父モーは、物語の登場人物をこの世へ呼び出す魔法の声を持っていた。9年前、その声に呼びだされてしまった登場人物と引き替えに、母親が物語の世界に消えてしまった。そんな事情を知らされていないメギーは父と叔母とともに『闇の心』というおはなしから飛び出た悪者に連れ去られ、悪と立ち向かうことになる。 | 感想 |
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どろぼうの神さま | コルネーリア・フンケ | WAVE出版 | 大人になりたかった子どもと、子どもになりたかった大人と、そしてありのままでいたかった大人と子どもの物語。謎とき、冒険、友情、夢、家族との葛藤、不満、希望、魔法など巧みなストーリーでわくわくするドイツからの冒険ファンタジー。チューリヒ児童文学賞、ウィーン児童文学賞受賞作。 | 感想 |
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鳥と少年 | アーリン・ペダーセン | 佑学社 | |||
ヒルベルという子がいた | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 心底から愛されたことのないヒルベルの閉ざされた心を、私たちは本当に知ることができるのだろうか。社会の一断面をつく問題作。 | ||
おばあちゃん | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 事故で両親をなくしたカレは,、67歳になるおばあちゃんにひきとられた。大奮闘のおばあちゃんとの生活の中で、成長するカレの姿を描く。 | ||
ベンはアンナが好き | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 四年生のベンは、転校してきたアンナを好きになる。反発、不安、喜び、誰もが出会う初恋の初々しさを暖かい目で描く。 | ||
ヨーンじいちゃん | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | ヤーコプとラウラは、祖父のヨーンじいちゃんと一緒に生活することになり、その老いと死を目のあたりにすることによって、人間の生命の輝きに熱い感動をおぼえる。 | ||
僕は松葉杖のおじさんとあった | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 戦争直後の混乱したウィーンの街で、母親とはぐれた少年トーマスは松葉杖の青年と出会い、命を救われる。信頼の絆で結ばれていく二つの魂。 | ||
ひとりだけのコンサート | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 父のヨハネスの失業で、家庭は崩壊寸前。かたくなで、あきらめの早いおとなたちを前に、傷つきながらも、ひたむきに生きる少女フレンツェ。 | ||
屋根にのるレーナ | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 両親の離婚にふりまわされる姉弟が、周囲の大人たちに助けられながら、それぞれが必死に立ち直ろうとする姿を描く。 | ||
クララをいれてみんなで6人 | ペーター・ヘルトリング | 偕成社 | 父さんと母さんと、わたしたち兄妹一家に、もうひとり家族がふえることになった。お母さんに病気が発見され、生まれてくる赤ちゃんには障害があるとわかる。家族のみんなは心配して悩んだりいらいらしたり。家族のドラマをユーモラスにいきいきと描く。 | ||
おくればせの愛 | ペーター・ヘルトリング | 岩波書店 | 幼年時代の些事を軸に多感な息子と内面的な父親の姿を執拗に追いながら、次第に父への愛を自覚する作家の精神の自伝。『ヒルベルという子がいた』などで知られる児童文学作家ヘルトリングが自分の創作活動の根底にある〈わだかまり〉を直視しようと試みた作品。 | ||
二年間の休暇 | ジュール・ベルヌ | 福音館書店 | 福音館古典童話シリーズ | 寄宿学校の生徒14人と見習い水夫モコを乗せた帆船が嵐で漂流し、無人島に漂着した。少年たちは、この島をチェアマン島と名づけ自分たちの生活を築いていく。冒険物語の古典的名作。 | |
すばらしい魔法使いオズ | L・フランク・ボーム | 東京図書 | 大魔法使いオズのいるエメラルドの都をめざして旅をするドロシーと愉快な登場人物たち。アメリカ・ファンタジーの古典。 | ||
月の狩人 アマゾンでみたわたしだけの夢 |
ジクリト・ホイク | 福武書店 | 16歳の少女シェバは、父さんとともに、未知の部族を求めてアマゾンの奥地へ分け入った。蒸し暑い密林、道なき道…。幻想的なジャングルを夢みていたシェバにとって、そこは悪夢の世界だった。やがてシェバたちが、インディオの少年マヤクの案内で探しあてた部族、それはダムを築き、ピラミッドを建てた高い文化をもった未知の部族だった。はじめは心を閉ざしていたマヤクも、しだいにシェバには心を開きはじめ、少しずつ部族の秘密を語りだす。そして新月の夜、月追いの祭のさなか、アヤママ鳥の不吉な予言が…。夢と現実がおりなす熱帯の夜の悲劇。1984年、ドイツのすぐれた冒険小説に与えられるフリードリッヒ・ゲルステッカー賞を受賞。 | ||
まぼろしの子どもたち | ボストン | 偕成社 | 偕成社文庫 | クリスマス休暇を、大おばさまのところですごすことになったトーズランド少年は,古い屋敷で“むかしの子どもたち”と出会う。 | |
アルフレッド王の勝利 | C・W・ホッジス | 岩波書店 | |||
グロースターのようふくやさん | ビアトリス・ポッター | 旺文社 | 旺文社ジュニア図書館 | ||
空とぶブタ ゴットフリート |
ヴァルトルン・ベーンケ | ベネッセ | 空を飛ぶことができる子ブタがくり広げる、おかしくて、楽しくて、ちょっぴりホロリとさせる物語。 | ||
象のアンクル | J.P.マーチン | 評論社 | |||
魔法使いのチョコレート・ケーキ マーガレット・マーヒーお話集 |
マーガレット・マーヒー | 福音館書店 | シャーリー・ヒューズ画 石川桃子訳 |
不思議な驚きに満ちた世界へ子どもたちを案内し、夢と願いを存分に満たしてくれるお話集。「たこあげ大会」「葉っぱの魔法」など、8編の童話と2編の詩を収めます。 | |
レイチェルと滅びの呪文 | クリフ・マクニッシュ | 理論社 | 邪悪な魔女が支配する、降る雪さえ黒い暗黒の星イスレア。ここでは邪な魔法がすべてを支配する。魔女がつくりだした邪悪な生きもの、さらわれてきた子どもの奴隷たち。あらゆるものに呪文が込められたこの地に、魔女となるべく連れてこられた少女レイチェルと弟エリック。はたしてレイチェルはこの星を救う伝説の「希望の子」なのか?異世界を舞台に、少女の冒険を描くファンタスティック・アドベンチャー。 | ||
明日のまほうつかい | パトリシア・マクラクラン | ベネッセ | 怒りっぽいけど、ほんとは優しい明日の魔法使い。自分が魔法使いの見習いだということを、すぐに忘れるマードック。そして、賢い馬。みんな、私たちのお願いをかなえてあげようと、樫の木の上で耳をすましているのです。魔法使いがいたらいいなと思っている人への愉快なお話。 | ||
森は生きている | サムイル・マルシャーク | 岩波書店 | 気まぐれな女王が、真冬に4月の花マツユキソウをほしいといいだし、国じゅう大さわぎ。継母のいいつけで吹雪の森に分け入った娘は、12の月の精たちに出会います。ソビエトの詩人による楽しい児童劇。 | ||
ドルイドの歌 | O.R.メリング | 講談社 | 謎の男ピーターの歌声に誘われてアイルランドの神話叙事詩「クーリーの牛捕り」の世界に迷いこんだ姉弟の、ロマンと冒険の物語。 | ||
妖精王の月 | O.R.メリング | 講談社 | タラの丘の〈人質の墳墓〉でキャンプした夜、いとこが妖精王にさらわれる。妖精世界に引き込まれた二人の少女の冒険ファンタジー。 | ||
歌う石 | O.R.メリング | 講談社 | 歌う石の謎と自分の過去を解こうとケイは、巨石のアーチをくぐった古代アイルランドの世界に入り込む。 | ||
赤毛のアン | L・M・モンゴメリー | 講談社 | 赤毛で空想好きな女の子アン。孤児院からカスバート兄妹にひきとられ、美しい自然のなかで、愛と笑いにみちた少女時代を過ごす。 | ||
たのしいムーミン一家 | トーベ・ヤンソン | 講談社 | 講談社文庫 | 春のムーミン谷。ムーミントロールたちが山で見つけた黒いぼうしは、飛行おにが落としたふしぎなぼうしだった。 | |
ムーミン谷の夏まつり | トーベ・ヤンソン | 講談社 | 講談社文庫 | 6月のムーミン谷に、とつぜんおしよせた大洪水。家は流され、一家は,これも流されてきた劇場に住みついた。 | |
ムーミンパパの思い出 | トーベ・ヤンソン | 講談社 | 講談社文庫 | ムーミンパパが青春時代の思い出の記を書いた。天才発明家フレドリクソンやすばらしい友人たちとの交流。そして、ママとの出会い。 | |
ぼくはレース場の持ち主だ! | パトリシア・ライトソン | 評論社 | |||
星に叫ぶ岩ナルガン | パトリシア・ライトソン | 評論社 | 太古の岩が深い眠りからさめ,再び大地を移動し始めた! オーストラリアの伝説をもとに描かれた月と地球と星々のファンタジー。 | ||
メイおばちゃんの庭 | シンシア・ライラント | あかね書房 | あかね世界の文学シリーズ | 愛情いっぱいでユーモラスだったメイおばちゃんが亡くなってから、すっかり生きる意欲を失ってしまったオブおじちゃん。そんなおじちゃんをみて不安に押し潰されそうになるサマー。そんなある日、おじちゃんが、メイの霊が現れたといいだした。ウェスト・ヴァージニアの自然を背景に、静かに、しみじみと愛をうたうニューベリー賞受賞作。 | |
ぼくたちもそこにいた | ハンス・ペーター・リヒター | 岩波書店 | 岩波少年文庫 | ハインツ、ギュンター、そして「ぼく」。ヒトラー・ユーゲントに入団した三人の少年が経験したことは? 「あのころはフリードリヒがいた」の続編。 | |
トッレ王物語Vol.1 新しい地を求めて |
イルメリン・サンドマン =リリウス |
福武書店 | 北欧神秘や伝説を下敷きにしたフアンタジーの世界。国を追われ放浪する幼いトッレは成長し、妻と共に自らの国を建てる。 | ||
トッレ王物語Vol.3 白鳥 |
イルメリン・サンドマン =リリウス |
福武書店 | トッレ王の国トッレボルグに満足することができず、新しい冒険と理想を求めて旅立ったフムレ。トッレボルグにはじめてやってきたネコ、不思議な流氷の中の館、心を遠くへ飛ばし、馬を救いだしたトッレの息子ティーレ・・・。 トッレボルグの人々の生活と心の幻想世界を描く、トッレ王物語三部作完結編。 |
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なしの木の精 スカーレル |
ルイーゼ・リンザー | ベネッセ | 9歳のソーニャと10歳のジーモンは庭で泣く梨の木の精 スカーレルに出会います。しかし、スカーレルの姿が見えない大人たちは、「病気の木は切らないといけない」と言います。時間に追われて暮らす現代の私たちが失ってしまった心の目に気づかせてくれる心あたたまるファンタジー。 | ||
ナルニア国物語 ライオンと魔女 |
C・S・J・ルイス | 岩波書店 | 岩波少年文庫 ナルニア国物語@ |
それぞれ独立しながら絡み合った六編の物語からなる長編ファンタジー。少年少女が、ものいう動物たちや神話的な生き物が住む神秘と不思議に満ちた別世界ナルニアへと入り込んで冒険し、成長を遂げるというパターンを持つ。 | |
ナルニア国物語 カスピアン王子のつのぶえ |
C・S・J・ルイス | 岩波書店 | ナルニア国物語A | ||
ナルニア国物語 魔術師のおい |
C・S・J・ルイス | 岩波書店 | ナルニア国物語E | ||
ゲド戦記T 影との戦い |
U・K・ル=グウィン | 岩波書店 | 別世界アースシーを舞台に不世出の魔法使いゲドの姿を描く。物語的に完成度が高く、別世界ファンタジーの古典。 | ||
ゲド戦記U こわれた腕輪 |
U・K・ル=グウィン | 岩波書店 | |||
ゲド戦記V さいはての島へ |
U・K・ル=グウィン | 岩波書店 | |||
ゲド戦記最後の書 帰還 |
U・K・ル=グウィン | 岩波書店 | |||
ゲットーの壁は高くて | クリスタ・レアード | ぬぷん児童図書出版 | ワルシャワに生まれ育ったユダヤ系少年のミーシャは、妹2人と孤児収容施設で生活していた。ミーシャたちを守ってくれたのはコルチャック先生だった。耐えられない苦痛と絶望のなかで人間の魂の美しさを描く深い愛の物語。 | ||
こすずめチピのぼうけん | マリオ・ローディ | ベネッセ | 〜マリオ・ローディ先生と 子どもたちが つくったお話〜 |
ある晴れた春の朝、屋根のかわらの下で三つのたまごがかえりました。いちばん元気のいいひなは、大声で「チピ。チピ」と鳴いて、少しもじっとしていません。母さんが目をはなしたすきに、屋根のえんとつに落っこちたり、ひげとつめのあるふしぎな動物に羽をむしられたり…。やがで外の世界へひとりででていったチピは、さらにいろいろな、ふしぎなこと、美しいことを知るのです…。イタリアの小学校の教室から生まれた、自然のいぶきを伝える詩情あふれる美しい物語。 | |
ハリー・ポッターと賢者の石 | J・K・ローリング | 静山社 | 緑の眼に黒い髪、そして額に稲妻型の傷を持つハリー・ポッターは、魔法学校であるホグワーツ校に入学する。そこで彼を待っていたのは、邪悪な力との運命の対決であった。夢と冒険、友情の物語。 | ||
ハリー・ポッターと秘密の部屋 | J・K・ローリング | 静山社 | 新学期が始まったホグワーツ校を襲う姿なき声。次々と犠牲者が出て、ハリーに疑いがかかる。果たしてハリーはスリザリン寮に入るべきだったのだろうか。「ハリー・ポッターと賢者の石」に続くシリーズ第二作目。 | ||
チポリーノの冒険 | ジャンヌ・ロダーリ | 岩波書店 | 岩波少年文庫 | わがままなレモン大公の治める野菜とくだものの国。無罪の罪でとらえられた父チポローネを救いだすため、タマネギの坊やチポリーノが、サクラン坊や、イチ子、インゲン小僧などの助けを借りて大活躍する、明るくゆかいな冒険物語。 | |
ローワンと魔法の地図 | エミリー・ロッダ | あすなろ書房 | リンの村を流れる川が、枯れてしまった。村人も川の水しか飲まない家畜のバクシャーも、生きていけない。バクシャーは、日に日に弱ってくる。水をとりもどすために、竜が住むといわれる山の頂きめざして、腕自慢の者たちとともに、ローワンは旅立った。 | 感想 |
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ドリトル先生アフリカゆき | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | イギリスの田舎町に住む医学博士で、動物の言葉を理解し、博物学的な研究をこよなく愛するジョン・ドリトルを主人公とした長編ファンタジイ連作。 | ||
ドリトル先生航海記 | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生の郵便局 | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生のサーカス | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生の動物園 | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生のキャラバン | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生と月からの使い | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生月へゆく | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生月から帰る | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生と秘密の湖 | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
ドリトル先生と緑のカナリア | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | |||
大きな森の小さな家 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
角川書店 | 角川文庫 | すべてが手づくりであった時代、きびしい自然に勇気をもって立ちむかう一家の姿を、成長してゆく少女の目を通して描く、古典的名作シリーズの第一作。 | |
大草原の小さな家 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
角川書店 | 角川文庫 | 大草原での、森とはちがう新しい生活が始まった。父さんは森を切り拓いたように、大草原の開拓に挑みはじめた。ローラとメアリーにも、新しい発見に満ちた広大な草原での生活が始まる。 | |
プラム・クリークの土手で | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
角川書店 | 角川文庫 | 厳しい大自然を背景に、困難をのり越えていく開拓期のアメリカ農民の一家の姿を生き生きと伝える。 | |
シルバーレイクの岸辺で | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
福音館 | 忙しいおかあさんの片腕として立派に働く、ローラは一歩一歩おとなに近づいていく。 | ||
この楽しき日々 上 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
岩波書店 | 岩波少年文庫 | 十五歳のローラは、念願がかなって教師として新しい門出を迎えた。孤独な下宿生活、盲人大学に通い始めた姉メリーの帰省、アルマンゾ青年との心おどるそりのドライブ・・・・・・明るく行動力あふれるローラが十八歳で結婚するまでを描く青春編。 | |
この楽しき日々 下 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
岩波書店 | 岩波少年文庫 | ||
長い冬 上 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
岩波書店 | 岩波少年文庫 | その年十月にはもう吹雪がアメリカ西部一帯をおそい、それから八か月間、厳しい長い冬がいすわった。ローラたち開拓者の住む小さな町は、大草原のまっただなかで孤立してしまった。困難や不安とたたかいながら希望を捨てずに生きる開拓期の農民たちを描く自伝小説。 | |
長い冬 下 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
岩波書店 | 岩波少年文庫 | ||
はじめの四年間 | ローラ・インガルス・ ワイルダー |
岩波書店 | 岩波少年文庫 | ローラとアルマンゾは結婚し、厳しい開拓地で新しい家庭を築く。長女ローズの誕生後、小麦が大被害を受けたり、生まれて間もない長男を失ったり、苦しみと悲しみが次々と若い二人をおそうが、二人は常に明日への希望を持ちつづけ新婚の四年間をすごす。ローラ物語の最終編。 | |
大草原物語 | ローズ・ワイルダー・レイン | 世界文化社 | 開拓時代の大草原を舞台に、厳しい自然と闘いながら子供を産み、育てていく若い夫婦の物語。豊かさと自由とは、はたしてイコールなのか? 自由を求め、困難に立ち向かうアメリカ魂が、本当の自由の意味を問いかける。 |
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スウィート・メモリーズ | ナタリー・キンシー・ ワーノック |
金の星社 | おばあちゃんに古いカメラをもらったシェルビー。カメラにまつわる思い出はやがて、ふたりの絆を強めていく。臆病だったシェルビーが、勇気を出して変わっていく姿が綴られる。 |
児童文学&童話(主に国内) |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | 紹介コメント | 感想 |
こだまのうた | 福音社 | ||||
にじのはし | 福音社 | ||||
ぎんのほし | 福音社 | ||||
オレンジ党、海へ | 天沢退二郎 | 筑摩書房 | |||
銀のくじゃく | 安房直子 | 筑摩書房 | 銀のくじゃくは、ほんとうにいるのだろうか? 美しいもの、かなわぬものにあこがれる人の心を描いたメルヘン。 | ||
白いおうむの森 | 安房直子 | 筑摩書房 | ちくま文庫 | 人と人との出会い、そして別れ。その喜びと悲しみを美しい筆致で描いた童話七編を収録。 | |
遠い野ばらの森 | 安房直子 | 筑摩書房 | ちくま文庫 | ひらめや猫やめんどりたちが、さりげなく運んでくれる九つの幻想味豊かなメルヘン。 | |
ゆめみるトランク ―北の町の かばん屋さんの話― |
安房直子 | 講談社 | |||
鬼の橋 | 伊藤 遊 | 福音館書店 | 創作童話シリーズ | 昼間は朝廷の高官にして有名な漢詩人、夜は井戸からあの世へ通い、地獄の冥官として閻魔大王の右腕となって働いたという不思議な伝説を持つ、平安初期に実在した人物、小野篁。少年時代の小野篁を主人公に、大人への入り口で傷つき、とまどう一人の少年が、再び生きてゆく力をとりもどすまでの姿をさわやかに描く。 | |
えんの松原 | 伊藤 遊 | 福音館書店 | 創作童話シリーズ | 平安中期、栄華を謳歌する都のまん中に、怨霊たちのすみか、“えんの松原が”あった。何ものかに祟られた若き皇子・憲平と、女装の少年・音羽は、真実をもとめて世の闇、人の心の闇へと分け入ってゆく。絶望をこえる勇気、結びあう絆の力。魂の再生の物語。 | |
精霊の守人 | 上橋菜穂子 | 偕成社 | 偕成社ワンダーランド | バルサが助けた少年は第二王子のチャグムだった。チャグムは100年に一度生まれる精霊を宿しているために、あらゆる者からねらわれていた。この世〈サグ〉とあちらの世〈ナユグ〉をむすぶ精霊は百年に一度あらわれる。精霊が無事に生まれるとその100年は大きな災害や飢饉が起きないという。 | |
闇の守人 | 上橋菜穂子 | 偕成社 | 偕成社ワンダーランド | 女用心棒のバルサは久しぶりに生まれ故郷のカンバル王国にもどる。幼い日、カンバル王に父を殺されたバルサは父の親友ジグロに助けられ、生まれ故郷をあとにしたのだった。しかし、ジグロはそのため汚名を着ることになった。バルサはジグロの汚名を命がけで晴らそうとする。 | |
まよなかの魔女の秘密 | 岡田 淳 | 理論社 | こそあどの森の物語 | こそあどの森のスキッパーは嵐のあと、ふくろうをつかまえた。ところがふくろうは、自分はポットで、魔女のトメイトウにふくろうにされたと言う。ふたごのミルクとシナモン、スキッパーは魔女の力をなくす草の汁を作る。 | |
これは王国のかぎ | 荻原規子 | 理論社 | 失恋して泣き疲れて眠ったあたしが目覚めたら、そこはチグリスの畔、目の前にはターバンをした青年が。不思議な力を持つ魔神族となったあたしは、彼と都へ向かい、王家の争いに巻き込まれて…。アラビアンナイトの世界に飛び込んだ少女の愛と冒険の物語。 | 感想 |
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霧のむこうのふしぎな町 | 柏葉幸子 | 講談社 | 講談社 青い鳥文庫 | 「霧の谷」の森をぬけて霧の晴れ間でリナが目にしたのは、赤やクリーム色の洋館のたちならぶ、外国のような小さな町だった。ふしぎな町でリナが出会った、ふしぎな力と魅力を秘めた人々とすごす日々を、作者が、心から楽しく語る。物語性豊かなファンタジーの名作。 | |
ちびっこカムの冒険 | 神沢利子 | 理論社 | 理論社名作の愛蔵版 | 北のはての国にすむカム。病気の母のため火の山の大男ガムリィとたたかい、父をたずねて怪物三兄弟をやっつける壮大な冒険物語。 | |
銀のほのおの国 | 神沢利子 | 福音館書店 | 改訂版 | 壁の向こうに広がる異郷は? 消えたトナカイを追って北への旅を続ける兄妹の物語。 | 感想 |
さよなら、くーちゃん | 貴志真理 | ベネッセ | 小学二年生の内気な女の子、はるかは、学校で飼っている亀を夏休みの間、預かることになった。亀の名前はクーちゃん。はるかには、クーちゃんがいない毎日なんて、考えらなくなる。でも、とうとう、クーちゃんと別れる日が近づいてきて・・・。女の子と亀のクーちゃんの、ちょっぴり悲しくて、心に残る物語。 | ||
冒険者たち ガンバと15ひきの仲間たち |
斎藤惇夫 | 岩波書店 | 岩波少年文庫 | イタチと戦う島ネズミを助けに、ドブネズミのガンバと仲間たちは夢見が島へ渡る。獰猛な白イタチのノロイの攻撃を受け、ガンバたちは知恵と力の限りをつくして戦う。 | 感想 |
ガンバとカワウソの冒険 | 斎藤惇夫 | 岩波書店 | 岩波少年文庫 | ゆくえ不明のネズミをたずねて四の島へ向かったガンバと仲間たちは、絶滅したはずの二ひきのカワウソを見つけた。そして狂暴な野犬と戦いながら、伝説の河「豊かな流れ」をめざす。 | |
新ちゃんがないた! | 佐藤州男 | 文研出版 | 文研じゅべにーる | 新ちゃんは小学5年生。この春から幼なじみの剛と同じ学校に通うことになった。四肢性マヒという障害のためリハビリをしている新ちゃんと剛の友情を描いた感動の物語。 | |
だれも知らない小さな国 | 佐藤さとる | 講談社 | 青い鳥文庫 | コロボックルシリーズの第一作。日本ではじめての本格的ファンタジーと言われています。 | |
だれも知らない小さな国 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 コロボックル物語1 |
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豆つぶほどの小さな犬 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 コロボックル物語2 |
若いコロボックルたちは、せいたかさんの助けをかりて、伝説の中の、豆つぶほどの小さな犬“マメイヌ”を探して、活躍を始める。 | |
星からおちた小さな人 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 コロボックル物語3 |
コロボックルの少年が,空とぶ機械の試験飛行の最中に地上に墜落。怪我をして人間につかまってしまった。昔からの掟を破って全コロボックルが団結して立ちあがる。 | |
ふしぎな目をした男の子 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 コロボックル物語4 |
どんなにすばやく動いても、コロボックルを見つけてしまう“ふしぎな目をした男の子”タケルとコロボックルの友情の物語。 | |
そこなしの森の話 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 佐藤さとるファンタジー 童話集T |
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名なしの童子 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 佐藤さとるファンタジー 童話集U |
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おばあさんの飛行機 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 佐藤さとるファンタジー 童話集V |
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赤んぼ大将 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 佐藤さとるファンタジー 童話集W |
機械や動物と話ができる、不思議な赤んぼうタッチュンの冒険。 | |
てのひら島はどこにある | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 佐藤さとるファンタジー 童話集X |
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ジュンと秘密の友だち | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 佐藤さとるファンタジー 童話集Y |
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わんぱく天国 | 佐藤さとる | 講談社 | 講談社文庫 |
わんぱくな少年時代を、三浦半島の按針塚でを過ごした作者の自伝的長編。 | |
ウロコ | 澤田徳子 | 教育画劇 | 巨大な竜の体からはがれ落ちた一枚のうろこ。それを手にした者達の劇的な運命が力強く展開される。五篇から成る壮大なストーリー。 | ||
きらめきのサフィール | 澤田徳子 | くもん出版 | 時を止められた世界“サフィール”。伝説の主人公ココロは時をとりもどすため、遍歴の旅に出る。 | ||
十三湖のばば | 鈴木喜代春 | 偕成社 | |||
時計坂の家 | 高楼方子 | リブリオ出版 | 祖父が住む“時計坂の家”で、主人公のフー子が出会う数々の不思議。懐中時計をめぐって複雑に絡みあう幻と現実がロォムの謎を解き明かしていく。 | ||
月神の統べる森で | たつみや 章 | 講談社 | 山も川も動物も、みな心ある存在として共生していた縄文の時代。海を渡ってやって来たヒメカの民はクニをつくり,ムラへの攻撃を開始した。縄文の民と弥生の民の相克を描く意欲作。 | ||
地の掟 月のまなざし | たつみや 章 | 講談社 | |||
天地のはざま | たつみや 章 | 講談社 | |||
白ネコ横丁冬物語 | 中澤晶子 | 汐文社 | 奇妙な白ネコ時計の「ニヤー」という鳴き声。ぼくは、不思議な横町へタイムスリツプしたある日,「馬君」という中国の少年に会った。 | ||
西の魔女が死んだ | 梨木香歩 | 小学館 | 不登校の中学生の少女まいが、英国人の祖母と生活をともにすることで、自分をとりもどし、生きる力を養っていく。小学館文学賞受賞作品。 | ||
エンジェル エンジェル エンジェル |
梨木香歩 | 原生林 | 私、コウコと、ばあちゃん、さわちゃん。トイレへ行く他はほとんど寝たきりの少し呆けた祖母の心にあるものは…。現在と、祖母の若い日の物語が1章ごとに交代で同時進行する。 | 感想 |
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丹生都比売 | 梨木香歩 | 原生林 | 持統天皇の治世を舞台に、丹生都比売という姫神と、水と、銀とに彩られた、草壁皇子の少年の日々を描く。 | ||
裏庭 | 梨木香歩 | 理論社 | バーンズ屋敷の裏庭には、ある秘密が隠されていた。期せずして裏庭に迷いこんだ少女照美の孤独な冒険。重層的構造が特徴的な作品。 | ||
兎の眼 | 灰谷健次郎 | 理論社 | 新任の女教師、小谷先生は学校で口もきかず字も書かない生徒鉄三をめぐって奮闘する。教えることと学ぶことの原点を示す名作。教師から子どもたちへの愛情と、子どもたちの先生に対する信頼。その絆が、日本中に感動と希望の輪をひろげる作品。 | ||
太陽の子 | 灰谷健次郎 | 理論社 | 沖縄の心をとおして生きることの尊さと人と人との優しさとは何かを、つきつめて問う傑作長編。 | ||
我利馬の船出 | 灰谷健次郎 | 理論社 | 少年我利馬はどん底の生活からぬけ出し、南の島へ向け自らのヨットで船出する。 | ||
海の図 上 彷徨の海 | 灰谷健次郎 | 理論社 | 父はなぜ漁師をやめたのか。高校生活を中断して父の遺志を探ろうとする壮吉。学校の荒廃、観光という名の自然破壊。様々な現実が壮吉の前に展開する。 | ||
海の図 上 波浪の海 | 灰谷健次郎 | 理論社 | |||
島の物語1 | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
ワルのポケット | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
とんぼがえりで日がくれて | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
ろくべえまってろよ | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
海になみだはいらない | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
少女の器 | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
砂場の少年 | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
海の物語 | 灰谷健次郎 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
龍使いのキアス | 浜 たかや | 偕成社 | 偕成社ワンダーランド | アギオン帝国は、初代皇帝アグトシャルの夢の呪縛に300年もの間、苦しめられていた。巫女見習いのキアスは、その出生の秘密を知らず、呪いを解くために、一人果敢に戦いにいどむ。 | 感想 |
ブンナよ、木からおりてこい | 水上勉 | 新潮社 | 新潮文庫 | ||
七つ山の鬼たち | 南有田 秋徳 | 八重岳書房 | 特徴のある七つの山に分かれ住む、それぞれ姿形や性格がちがう七匹の鬼が、愛と希望を求めて繰り広げる物語。 | ||
孤島の野犬 | 椋 鳩十 | あかね書房 | |||
月の輪グマ | 椋 鳩十 | あかね書房 | |||
山の太郎熊 | 椋 鳩十 | 理論社 | 椋 鳩十の本 第十巻 | 椋動物物語発祥の原型に、あの暗雲をつらぬいた大いなる生命への賛歌を! 動物物語発祥の少年倶楽部作品。 | |
方耳の大鹿 | 椋 鳩十 | 理論社 | 椋 鳩十の本 第十一巻 | アルプスの峰々に、底知れぬ森に野に、王者たちの雄姿は映える。不朽の珠玉11と雄編“山の大将”。 | |
イノシシ物語 | 椋 鳩十 | 理論社 | 椋 鳩十の本 第十三巻 | けものたちは誇りを、狩人たちは意地を、鮮烈に脈うつ南国動物譚。南国の血たぎるシシと男の物語。 | |
モモちゃんとあかね | 椋 鳩十 | 理論社 | 椋 鳩十の本 第十四巻 | メロディーを奏でるように、リズムを刻むように、幼い心をゆさぶる楽しさ! | |
日当山侏儒譚 | 椋 鳩十 | 理論社 | 椋 鳩十の本 第十六巻 | 道化の時代を先導する語りくち。 | |
日当山侏儒物語 | 椋 鳩十 | ポプラ社 | 椋 鳩十全集 24 | ||
黄金の島 | 椋 鳩十 | ポプラ社 | 椋鳩十の離島物語 瀬戸内海・大崎下島の巻 |
一九七五(昭和五十)年の作品で、離島物語シリーズの第一巻。広島県の大崎下島を舞台に江戸時代に港町として栄え、そして港がさびれて苦しい生活になり、また「大長ミカン」で繁栄する、という島の浮き沈みを描いている。タイトルは、全島ミカンに覆われたこの島を、人々は黄金の島と呼んだことから。 |
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夏の庭―The Friends | 湯本香樹実 | 新潮社 | 新潮文庫 | 町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ―。いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが…。喪われ逝くものと、決して失われぬものとに触れた少年たちを描く清新な物語。 | |
ポプラの秋 | 湯本香樹実 | 新潮社 | 新潮文庫 | 夫を失ったばかりで虚ろな母と、もうじき7歳の私。二人は夏の昼下がり、ポプラの木に招き寄せられるように、あるアパートに引っ越した。不気味で近寄り難い大家のおばあさんは、ふと私に奇妙な話を持ちかけた―。18年後の秋、お葬式に向かう私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに甦る。 | |
西日の町 | 湯本香樹実 | 文藝春秋社 | 少年の日、西の町で暮らす母と僕のアパートに「てこじい」がふらりと現われた。謎めいた祖父に僕は魅かれてゆく。忘れられない町、忘れられない時。祖父の生涯と死、母の迷いと哀しみを瑞々しく描く。第127回芥川賞候補作。 | ||
君たちはどう生きるか | 吉野源三郎 | 新潮社 | 著者がコペル少年の精神的成長に託して語り伝えようとしたものは何か。それは、人生いかに生くべきかと問うとき、常にその問いが社会科学的認識とは何かという問題と切り離すことなく問われねばならぬというメッセージであった。 |
昔話・民話・寓話 |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | 紹介コメント | 感想 |
世界のむかし話12 フィンランド ノルウェーのむかし話 森の神タピオ ほか |
坂井玲子・山内清子・編訳 | 偕成社 | |||
雪の夜に語りつぐ ある語りじさの昔話と人生 |
笠原政雄 語り 中村とも子 編 |
福音館書店 | |||
岡山の昔ばなし | 島本滋子 | 民芸 鳥城 |
詩集 |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | 紹介コメント | 感想 |
金子みすゞ全集 | 金子みすゞ | JULA |
絵本 |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 | 紹介コメント | 感想 |
白樺のテーブル | 安房直子 作/味戸ケイコ 絵 | 偕成社 | |||
チューインガム一つ | 灰谷健次郎 | 理論社 | |||
はせがわくんきらいや | 長谷川集平 | 温羅書房 |
岩波世界児童文学集 全30巻 |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 |
星の王子様 | サン=テグジュペリ | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集1 |
クマのプーさん | A.A.ミルン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集2 |
ドリトル先生航海記 | ヒュー・ロフティング | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集3 |
たのしい川べ | ケネス・グレーアム | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集4 |
魔術師のおい | C.S.ルイス | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集5 |
ホビットの冒険 | J・R・R・トールキン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集6 |
風にのってきたメアリー・ポピンズ | P・L・トラヴァース | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集7 |
床下の小人たち | メアリー・ノートン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集8 |
風の又三郎 | 宮沢賢治 | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集9 |
ムギと王様 | エリナ・ファージョン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集10 |
グリム童話選 | グリム兄弟 | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集11 |
アンデルセン童話選 | アンデルセン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集12 |
白いりゅう黒いりゅう 中国のたのしいお話 |
岩波書店 | 岩波世界児童文学集13 | |
星のひとみ | サカリアス・トペリウス | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集14 |
わらしべ長者 日本の民話二十二編 |
木下順二 | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集15 |
みどりの小鳥 | イタリア民話選 | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集16 |
やぎと少年 | I・B・シンガー | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集17 |
やかまし村の子どもたち | アストリット・リンドグリーン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集18 |
魔女ジェニファとわたし | E・L・カニグズバーグ | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集19 |
飛ぶ教室 | エーリッヒ・ケストナー | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集20 |
トンデモネズミ大活躍 | ポール・ギャリコ | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集21 |
村は大きなパイつくり | ヘレン・クレスウェル | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集22 |
ジム・ボタンの機関車大旅行 | ミヒャェル・エンデ | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集23 |
山賊のむすめローニャ | アストリッド・リンドグレーン | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集24 |
トムは真夜中の庭で | フィリパ・ピアス | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集25 |
太陽の戦士 | ローズマリ・サトクリフ | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集26 |
シェパートン大佐の時計 | フィリップ・ターナー | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集27 |
大草原の小さな町 | ローラ・インガルス・ワイルダー | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集28 |
ツバメ号とアマゾン号 | アーサー・ランサム | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集29 |
あのころはフリードリヒがいた | ハンス・ペーター・リヒター | 岩波書店 | 岩波世界児童文学集30 |
新修 宮沢賢治全集 全16巻 別館T |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 |
@ 短歌・俳句 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
A 詩T 『「春と修羅』/「春と修羅補遺」 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
B 詩U 「春と修羅 第二集」 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
C 詩V 「春と修羅 第三集」/「詩ノート」 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
D 詩W 「春と修羅 試行補遺」/疾中 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
E 詩X 文語詩稿(五十篇・一百篇・未定稿) | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
F 詩Y 「冬のスケッチ」/三原三部/「東京」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
G 童話T 「蜘蛛となめくじと狸」/「双子の星」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
H 童話U 「毒蛾」/「鳥をとるやなぎ」/「二十六夜」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
I 童話V 「ビヂテリアン大祭」/「土神と狐」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
J 童話W 「虔十公園林」/「祭の晩」/「畑の減り」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
K 童話X 「銀河鉄道の夜」/「風の又三郎」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
L 童話Y 「注文の多い料理店」/「雪渡り」他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
M 童話Z 随筆的作品(台川 等)/劇(植物医師 等)他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
N 雑纂 「農民芸術概論」/手帳/ノート/メモ他 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
O 書簡 | 宮沢賢治 | 筑摩書房 | |
(別巻) 宮沢賢治研究・年譜 | 筑摩書房 |
エンデ全集 全19巻 |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 |
ジム・ボタンの機関車大旅行 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集1 |
ジム・ボタンと13人の海賊 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集2 |
モモ | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集3 |
はてしない物語 上 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集4 |
はてしない物語 下 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集5 |
いたずらっ子の本 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集6 |
サーカス物語 ゴッゴロ−リ物語 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集7 |
鏡の中鏡 迷宮 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集8 |
遺産相続ゲーム 地獄の悲喜劇 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集9 |
夢のボロ市・ハーメルンの死の舞踏 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集10 |
スナーク狩り L・キャロルの原詩による変奏 |
ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集11 |
魔法のカクテル | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集12 |
自由の牢獄 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集13 |
メルヒェン集 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集14 |
オリーブの森で語り合う ファンタジー・文化・政治 |
ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集15 |
芸術と政治をめぐる対話 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集16 |
闇の考古学 画家エドガー・エンデを語る |
ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集17 |
エンデのメモ箱 上 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集18 |
エンデのメモ箱 下 | ミヒャエル・エンデ | 岩波書店 | エンデ全集19 |
講談社 少年少女世界文学全集 全50巻 不揃い |
書名 | 著者 | 出版社 | 備考 |
古代中世編(2) イリアス・オデェッセイア、聖書物語、カレヴァラ |
小川未明、志賀直哉他監修 | 講談社 | 少年少女世界文学全集2 |
古代中世編(3) ニューベルンゲンの歌、きつね物語、剛勇グレティル物語 |
少年少女世界文学全集3 | ||
イギリス編(1) ロビンフッドの冒険、アーサー王物語、イギリス民話 |
少年少女世界文学全集4 | ||
イギリス編(5) ジャングルブック、黒馬物語、ティモジーのくつ |
少年少女世界文学全8 | ||
イギリス編(7) ふしぎの国のアリス、ひきがえるの冒険、山の伝書鳩 |
少年少女世界文学全10 | ||
アメリカ編(1) アンクルトムの小屋、黄金虫、アメリカ民話 |
少年少女世界文学全11 | ||
アメリカ編(5) 子じか物語、白いきば、あしながおじさん |
少年少女世界文学全15 | ||
アメリカ編(6) ドリトル先生航海記、オズの魔法使い、シートン動物記 |
少年少女世界文学全16 | ||
アメリカ編(7) 二十一の気球、海をおそれる少年、赤毛のアン |
少年少女世界文学全17 | ||
ドイツ編(1) 空想男爵の冒険、ハウフ童話集、くるみわり人形 |
少年少女世界文学全18 | ||
ドイツ編(3) みつばちマーヤの冒険、水晶、みかげ石、人形つかいのポーレ |
少年少女世界文学全20 | ||
ドイツ編(5) バンビ、おもちゃ屋のクリック、二少年の秘密 |
少年少女世界文学全22 | ||
フランス編(1) ローランの歌、ペローの童話集、ろば物語 |
少年少女世界文学全25 | ||
フランス編(5) 青い鳥、ばらいろ島、首なしうま |
少年少女世界文学全29 | ||
ロシア編(1) ロシア民謡、せむしの小うま、ルスランとリュドミラ |
少年少女世界文学全30 | ||
ロシア編(4) 連隊の子、町からきた少女、金どけい |
少年少女世界文学全33 | ||
ロシア編(5) ネズナイカ、人の運命、本の歴史 |
少年少女世界文学全34 | ||
北欧編(3) 向が丘の少女、七人の兄弟、ネバタ号の少年 |
少年少女世界文学全37 | ||
南欧・東欧編(3) ジャン・ブルラスカの日記、黒い海賊、パール街の少年たち |
少年少女世界文学全40 | ||
東洋編(1) アラビアンナイト、ラーマーヤナ、インド民話 |
少年少女世界文学全41 | ||
東洋編(2) 西遊記、中国民話、東南アジア民話 |
少年少女世界文学全42 | ||
東洋編(4) たからのひょうたん、三人の先生、故郷宮しばい |
少年少女世界文学全44 | ||
日本篇(3) 八犬伝、東海道中膝栗毛、雨月物語 |
少年少女世界文学全47 | ||
日本編(4) 現代日本文学名作集 |
少年少女世界文学全48 | ||
日本編(5) 現代日本童話集 |
少年少女世界文学全49 | ||
世界少年少女詩集 | 少年少女世界文学全50 |